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IQF(Quilts Inc.)主催のコンテスト「キルトフェスティバル・ジャッジドショー」入選後の処理方法

- 2025/6/21版 -

2021年から始まったこのコンテストは応募者全員にメールで結果が通知されています。
まだ受け取っていない方はChrista(christap@quilts.com)に連絡してください
メールにはキルトの送り方やカテゴリー、エントリー番号、キルトのタイトルなど書類に記入する情報が含まれています。

今後の予定

7/9 キルトをこの日までにIQF(Quilts, Inc.)に着くように送ります。
9/8の週 返却時の料金支払いをするようにメールが来ます。メールの指示に従ってクレジットカードで支払います。

作品と一緒に送る書類(2025年版)

次のものがあります。

キルト受け取り方法の書類(JUDGED SHOW Pick-up and Return form
こちらからダウンロードします。
最初のページが作品と一緒に送る書類です。
カテゴリー、エントリー番号、タイトル、名前はメールに書かれている情報を記入します。カテゴリーは応募時のものと異なる場合があります。
30才までの若い応募者への特別賞(Young Emerging Artist Award)が設定されました。該当者は生年月日も記入します。
キルトショー最終日10/12 8:00-9:00pmに現地で受け取るか、送ってもらうかを選択します。
日付とサインもお忘れなく。

キルト返送住所等
今年も特定の様式はありません。下記のものは2023年のものを参考にして作成したもので、参考にしてください。
キルト返送先の住所を記入します。


キルトの準備

①作品のタイトル、作者名、住所、電話番号等の連絡先を書いたラベルをキルトの裏面につけます。

②審査の際に作者が分からないように上記のラベルの作者名を隠す布のカバーをしつけ縫いするか、安全ピンで止めます。
タイトルがわかるようにタイトルには覆わないか、覆った布にタイトルを書きます。キルト表面にサイン等がある場合も布のカバーを安全ピンで止めます。

③スリーブ(棒通し)をつけます。
スリーブは展示用の金具がかかるように余裕を持たせる必要があります。スリーブの作成方法はこちらを参照してください。
展示する高さに制限があるため、縦が218cm以上のキルトは上部を折り曲げて展示されます。
そのため、下から208~218cmのところにもう一つスリーブをつける必要があります。


作品の送り方

①キルトをビニールの袋に入れます。袋の端は、テープを貼る場合は開封しやすいように軽く止める程度にします。
なお、IQFではキルトを薄い紙で覆ってからビニール袋に入れることを推奨していますが必須ではありません。

②ビニール袋に入ったキルトをダンボール箱に入れます。

③2つの書類にサインをして段ボール箱に一緒に入れます。書類はクリアファイルや封筒に入れると良いと思います。

④箱を閉じ、ふたをガムテープ等で貼ります。

⑤EMSやFEDEXでQuilts Incに送ります。現在、EMSの公式ページには12~13日、実際は6~8日程度かかります。 さらに税関で1週間ほど止められることもあります。できるだけ早く発送します。
締切り以降に到着した場合は失格する可能性があります。送り先にはメールにも書かれていますが、次の図のようにエントリー番号も書いてください。
なお、手書きの送り状では送ることができませんので、インターネットを利用して送り状を作成します。また、関税がかからないように内容品の価格を10ドル以下、できれば1ドルにしてください。



EMSでの送り方

EMSは全国にある郵便局で海外に物品を送ることのできるサービスです。
米国の法律「STOP Act」が制定され、2021年1月からは事前に電子的に送信しない手書きの送り状は使えません。
そのためパソコンの場合は「オンラインシッピングツール」、スマホの場合は「国際郵便マイページサービス for ゆうプリタッチ」を使って送り状等を作ることになります。
これらの概要はこちらのウェブページを参考にしてください。

スマホで作り、ゆうプリタッチで印刷する送り状はインボイス(税関告知書)は作られません。別途作成する必要があります。用紙は郵便局にもありますが、こちらからダウンロード出来ます。
パソコンで作るオンラインシッピングツールはインボイスも同時に作成されますのでお勧めです。ここではパソコンでの作り方を説明します。

まず、このログインページではじめての方、個人のお客様をクリックして登録します。

その後、ログインして送り状を作成します。次の画像はログイン後のメニュー画面です。
送り状を作成ボタンを押して送り状を作成します。


あらかじめ、お客様情報やアドレス帳に送り先、内容品リストに内容を登録しておくと便利です。

送り先の例Ms. Christa Parker - エントリー番号 (←メールにある記号番号)
Quilt, Inc
7660 Woodway Drive, Suite 550
Houston
内容の例Quilt for exhibition and return. (made in Japan by sender, cotton)
NO commercial value
スマホを使うゆうプリタッチは文字数制限で全部入力できないのでNO commercial valueを削るなどの工夫をしてください。

送り状作成に当たっての注意点

内容品の単価1アメリカドル(USD)にします。
課税価格を超える場合、関税がかかり受け取り主が拒否することがあります。
内容品の種別その他にします。
発送情報の発送予定日発送予定日を指定しますが、実際の発送日が前後しても送ることができるようです。
インボイスの有償無償無償にします。そうすることで、送り状やインボイスに「No commercial value for customs purpose only」と記入されます。


保険について

コンテスト主催者が受け取ってから返送するまでの間Quilts Inc側でサイズに応じて125~500ドルの保険をかけています。
なお、日本からEMSで送る場合、損害賠償額が20,000円までは無料でついてきますが、それを超える場合は追加額が20,000円毎に
50円の保険料がかかります。
その場合、送り状の損害賠償額の欄に金額を記入します。


返送費用の支払い

今年は9/8の週にキルトの返送費用の確認と支払い方法についてメールを出すと連絡されています。
下記の内容は2023年のものを参考として記述します。


①システムにログインします。アドレスはhttps://www.quiltsjudgedshow.com/login.phpです。
次のログイン画面でユーザー名、パスワードを入力します。

②ユーザーホーム画面になりますので、右上のMy Entriesをクリックします。

③応募作品の情報画面になりますので、作品の横のClick to pay for shippingをクリックします。
複数の作品がある場合は1つ1つ行います

④こちらの画面で氏名、住所の入力、返却箱のサイズ(キルトの横幅で決まります)の選択を行います。
登録の住所に返送するか、別の場所に送るかをチェックします。
Proceed to confirmationボタンを押して次の画面に行きます。

⑤入力内容と運送費用+手数料の合計が表示されます。確認後Confirm my detailsボタンをクリックします。

⑥料金支払の画面になります。PayPalかクレジットカードで支払いします。 カードで支払う場合は名前、住所を確認してカード番号等を入力しSubmitボタンを押します。

⑦完了の画面です。下のclick hereをクリックしてログアウトします。


作品の評価

 キルトが返送される時に、審査員3人の評価も同梱されてきます。
 評価に加えて、作品の良かった点や改善すべき点も書かれています。
 参考にして、さらに良い作品を作ってください。
 2021年の評価表を日本語の訳をつけたものはこちらです。


サポートについて

 作品の送り方について分っていただけましたか?
 でも、やっぱり不安だ。英語も良く分らないと言う貴方をサポートします。
 サポートについての内容はこちらをご覧ください。